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私の大好きな先生への感謝

 敬愛する脚本家の先生とお逢いできる機会がやってきた。

 ファンレターから始まった1ファンの私が3年間先生との交流をさせていただいた上、「お逢いしましょう!」とお誘いを受けて一泊2日で、新幹線1時間の先生宅へ伺った。

 1日目は先生宅で、愉しいお話をしたり、高原中腹にある素敵な高級レストランでイタリア料理をご馳走になったりセレブなディナー初体験だった。テンションが高いままの私は、先生に失礼な質問などしないように配慮したつもりで、自分の近況やら生い立ちやらめちゃくちゃな人生観やら夢中でおしゃべりしてしまった。

 その間、先生はにこやかにうなずいたり、優しい眼差しで直視し私の話を聞いてくださった。年齢は私より5歳先輩で数年来の病気と闘っておられ、最近は危険な状態になられるほどなので季節の変わり目に気を使われていらっしゃる程である。そんな事もあって私はお慰め出来ればなどと穿った気持ちがあったようなきがする。

 先生は若い時から車の運転が大好きで、病弱にも拘らず何処へでもベンツを走らせているという。尤も看護されている娘さんは運転が出来ないそうなので仕方がないというし、運転をすると気分が紛れるそうだ。

 今夜の宿は、自宅ではお互いに気を使い合うだろうと、駅の近くのホテルを借りてくださった。小さい部屋ながらも最新機能で近代的に出来ている新築ホテルで入浴しゆっくり休んだ。

 ベッドに入って1日を振り返った時に、自分の軽薄なおしゃべりを思い出し愕然とした。
 
 歩く事もままならず、苦しそうに息を切らせながらゆっくり歩かれる先生の姿を身近に拝見し、それでも笑顔で懸命に病と闘うその逞しさと、生きるということはこういう事なのだと神々しいまでの姿に感動が迫ってきて、涙が止まらなかった。そんな先生に向けて私の発した軽薄な言葉一つひとつが恥ずかしく、自己嫌悪に陥ってしまった。

 翌日その事をお詫びし、私の軽率さの許しを乞うた。
 笑顔で、“何とも思ってないわよ!愉しいお話で喜んでいるのに!”とさばさばとされていらして助けられた。
“今日は1日ドライブよ!!”お顔が華やいでいた。娘さんと3人で名所旧跡を休憩を取りながら、案内してくださった。

 あの先生だから、人間味のある素晴らしい作品が生まれるのだと確信でき、益々先生のファンになった。この体験で私の今までの甘い人生観ががらりと変わったようなきがする。

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私の体験

  ついこの間まで“サプリメントなんて”意固地な私だった。

 変形性膝関節症をグルコサミンで直してから、私の頑なな偏屈ががらりと変わった。

 そして、次は目の異常が現れた。午後になると目の視点がずれて物が二重に見えるようになった。眼科で診てもらったが、異常はないといわれた。

 ネットで調べた結果、パソコンの使い過ぎで目を酷使しているとこのような症状が出るのだそうだ。それを解消するには「ルテイン」と「ブルーベリー」含有食品だとか。栄養補給としてサプリメントが宜しいということだ。

 今の私は全身素直なので即始めてみた。でも半信半疑でもあって必ず効果が出るわけはないのだとも思っていた。
 
 そろそろ一ヶ月近くになるのだがすっかり目の異常を忘れていた。

 今日の夕方運転した時に気がついた。そうだあの嫌な視点のズレは?起きていない。すご~い効いているではないか。こうなると信じざるを得なくなった。

 信ずるものは救われる?前回も書いたフレーズでもある。

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心に潤いを

  歳を重ねると心情が古くなって、少しの事ではびくともせず、ずうずうしくなるのは世の常なのだろうか。近頃そんな自分や、周りの中高年達を腹立たしく感じる事がある。

 そこで意識的に、出来るだけ多くの体験をして、新鮮な気持ちを持とうと考えている。

 例えば、映画や好みの本を選んで観る。最近の映画には心を打たれる内容が多く、必ずといっていいほど涙が流れる。かなり刺激を受けているのだろう。ピアスを付けてみようと思ったのも新たな体験がしてみたかった。

 昨日、通販で頼んだ「リチャード・クレイダーマンの世界」CD10枚セットが届いた。

 リチャードのオリジナルやスクリーンミュージック、クラシック、世界のヒット曲などなど、中でも日本のメロディーは彼が選曲した曲が昔懐かしい「夏の思い出」や「故郷」、知床旅情、北上夜曲そして乾杯、贈る言葉、喝采と日本ヒット曲で、私や中高年はみんな大好きな曲ばかりである。

 彼の編曲が素晴らしく、ピアノとオーケストラが奏でる昔の日本歌謡が、深く壮大なイメージの曲に生まれ変わって、震え上がるほど感動した。

 早速、コンパクトオーディオに入れてウオーキングをしながら聞いている。

 CD10枚全部が感動モノで、私の心が充分潤いを見せている。

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漢字の魅力

  前回も書いた書家柿沼康二君の話題で、公式ブログの中でのパフォーマンスビデオに感動した。

 お習字とは見本の通りに形良く、力を入れたり抜いたりするとみんな同じような字が書きあがる。そんなモンかなと思っていたが私の大間違いだ。

 「臨書」という書き方を精神統一し無の中で静かに進められ、ゆったりしたリズムで漢字が生まれる。たっぷり墨を吸い込んだ筆は、龍のように紙の上をするすると滑りながらどんどん字が生まれる。このような練習を何千何万枚と重ねて自分のものになるのだろうか。

 もう一つのパフォーマンスは観客の前で、ハードなロックリズムでイメージを膨らませて書き上げる文字。「魅せるアート」といったところだろうか。

 臨書の文字には彼が織り成す個性がたっぷり含まれていて、やっぱり漢字は落ち着いていいな~と感・じ・た。

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自作、スパイダーマンマスク

  4歳の孫の将来の夢は「スパイダーマンになること」というくらい夢中になっているという。

 そこで孫可愛さに祖母は頑張って、おもちゃ専門店へ行きスパイダーマンマスクを探した。がそんなものは販売されていなかった。

 ならば!作ってしまえ!帰り道手芸品店で赤い生地を買い、夕方から作り始めた。

 映画雑誌の写真を見ながら孫の頭の大きさを想像し型紙をつくり裁断し、目をくり貫き金ゴースを縫い付け顔の中心から蜘蛛の巣を油性マジックで描き、刺繍糸で蜘蛛糸を張り巡らせたら本物そっくりに出来上がった。

 夜中まで掛かったが、我ながら上出来、売れるかも!なんて調子に乗ってしまった。
 
 出来上がった実物写真を載せたいが、それが出来ないのが残念。
 
 出張を終えた息子に持たせ、孫の喜ぶ声を待った。

 『おばあちゃん!そっくりだよ!!ありがとう!』 テンションの高い声が嬉しかった。

 マスクを被った孫の写真を送るように伝えた。

 他愛ないこんな出来事が幸せを感じる。

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息子と飲む

  息子が月1ぐらいの割合で転勤先から単身出張でやってくる。

 息子家族と毎日同居となると何かと気を使い、また小うるさい事を云ったり云われたりだろうから、月に一度ぐらいに顔を見られれば丁度いい。

 今回の一泊目は、飲ん兵衛親子の宴会を近くの居酒屋でと徒歩で出かけた。出先に恐ろしいかみなりと大粒の雨が降り出したが、飲む事に頭一杯の家族は物ともせず必死に歩く。

 着いたときには上がった土砂降りの雨が去って、西空には茜雲が輝いていた。

 夫は外で飲む事が好きではなく、家で風呂上りに野球を見ながら飲むのが極楽という長い間の習慣の夫である。私の方が外で飲む機会が多く、今回の居酒屋も馴染みのお店という事になった。そんな夫は美味しい美味しいの連発で超ご機嫌で息子と盛り上がっていた。

 2日間の仕事を済ませた息子はそそくさと帰っていった。また年寄り2人の生活になった。

 

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リアルそうな体験

  ネットで知人宅を地図で検索していたら、航空衛星写真のリアルな地図が現れてびっくりした。

 日本地図から県へ市へ町へ次々と拡大していくと、飛行機から見下ろした絵と同じで森も川も畑も全部丸見えだった。

 自宅やら実家やら近親者宅を片っ端から調べて、そのリアルさに引き込まれてしまった。

 我が家のマンションに当たっている太陽光の影がそのままで、もしや行き交う車まで現れるのではと考えたら、ついベランダで上空に向けて手を振りたくなったが、よくよく見たら空き地の様子が数ヶ月前のままだったので、現時点のカメラではないなと、当たり前だが目が冷めた。

 先日見たアメリカ映画で、リアル衛星写真を使って国民一人ひとりを監視、防御するシステムになっていて行動が監視されている、ある意味とても怖い映画であったが、将来は人間が機械に支配され、見張られる立場にならないよう願いたいものである。

 面白い体験が次々と現れ、科学が進み信じられない世界が待っていると思うと、長生きしたいな~とつくづく思う。

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同郷人の活躍

  今年の大河ドラマの題字に使われている「風林火山」を書いている書家は、私の高校時代の同級生のお子さん“柿沼康二”君である。個性的で型に嵌らない力強い毛筆で、その出来栄えは多方面から好評を得ていて嬉しい評価を耳にする。

 馴れ馴れしく書いてしまったが、彼には面識もなくそれも最近知ったばかりである。同郷人がバリバリ活躍している姿は自分のことのように嬉しい事なのだ。

 さまざまなテレビトーク番組や、ドキュメント書家紹介、新聞雑誌等にも紹介され一躍若手有名人になったようだ。最近は日本に留まらず、日本文化を世界に排出する力となるべくアメリカに拠点を置き、米国各地の大学で活躍している。

 日本伝統文化書道のこれまでの形を、アートとしてのパフォーマンスをするべく金髪の容貌の派手ないでたちでアピールしていて勢いを感じる。

 康ちゃん頑張れ!!

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懐かしい味が・・

  5月の陽気はいきなりの紫外線で警戒するのだが、吹く風が爽やかで気持ちがいい。

 早朝ウオーキングの時間帯も5時に変更し、寒いくらいの涼しい風を楽しんでいる。

 それぞれの家の庭先や門外に色とりどりの花が溢れていて、薫風爽やかな5月を気分良く歩いている。

 ウオーキングコースを街の郊外に広げ、畑や田んぼのあぜ道を歩くコースにしてみた。

 田植えが終わった田んぼの風景は、子供の頃の懐かしさを味わえる。

 食料の少なかったあの頃、土手に赤い茎の柔らかい「スカンポ」を摘んできて塩をつけて食べる。酸っぱくてさくさくと歯触りのいい食感が堪らなくて止まらなくなる。おやつ代わりにお腹がくだるほど食べて親に叱られた事があったっけ!!

 今日はそのスカンポが土手一杯に繁殖しているのを見て、1本食べてみた。あ”~~ま、不味い!
でも懐かしい味で、・・・食べる物に事欠いていたあの頃だから、これが止まらなくなるほど美味しかったんだ~・・・

 と、しみじみと懐かしかった。

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ピアス2

  勇気を出してピアスの穴を開けた。

 友人の娘さんに紹介された皮膚科へ、

 無表情な女医さんに開口一番「24金~○千円、プラチナ~○千円、・・・どれにしますか?」ランクが4、5つ位あったが最後まで聞かずに、一番安いのを申し込んだ。金属アレルギーを極力避ける為の金属が使われるらしいが何の説明もない。無駄な会話はしない、患者は客という事の概念をこちらの先生は全く持ち合わせていない対応の仕方!ここまで冷たいと、逆にあっさりして気持ちいい!お見事!!。

 看護師さんに穴の位置を聞かれて赤ペンで印をつける、そこへ女医さんが来たと思ったら“バチッ!バチッ!”(ホチキスの音)、イテッというよりホチキスの音でびっくりした。

 看護師さんは普通に世間話をした。この年齢のおばちゃん患者が珍しいのか「どういうきっかけでピアスにされるんですか?」どうでもいいのでは?失礼な話ではないか?と思いながら、適当に答えた。女医さんとの対応が引きずって私もそっけなかった?かな。

 その後は病院らしく完璧に処置がされて、消毒液と赤外線にあてられた。家での処置の仕方を説明し消毒液を貰い終了だったが、怖がっていたのにその対応に消されてしまって、あっという間の出来事だ。その後約一時間ぐらいじわじわとうずくように痛いが、その後は何事もなかったように買い物をして家に帰った。

 6週間も消毒をしながら、はずすことはできないそうだ。とにかくやりたい事を成してすっきりである。

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時々忘れる母の日

  今日は母の日。

 近くに嫁いだ娘が旦那と子供達と一緒に小さな花束を持ってやって来た。殆んど実家に顔を出さないが気にかけてくれていた。嬉しいものだ。

 遠くにいる嫁には「気持ちはあり難いが、誕生の祝いだけで十分だから!」とお断りしてお誕生祝いをたっぷりいただいている。

 実は私も遠くにいる母には、薄情な事だが仕事に追われ自分の生活が一杯で、誕生祝いも母の日も気の向いたときだけ送っていて申し訳なかったと思っている。

 帰りがけに娘家族と近くの回転寿司でお腹一杯にする。4年生になる男の子の孫は父親と競って13枚食べて勝ち誇っていた。男の子2人があと4、5年経ったらどれだけ食べ尽くすのだろうか楽しみだ。

 母の日は覚えていても父の日は忘れている子供達である。

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心のリハビリに

  顔エステの予約の日である。

 一昨年1月から始めてもう1年4ヶ月になる。美容部員さんの正しい化粧品の使い方やマッサージの仕方を教えてもらって、この顔も多少変化があった?と思うようにしている。

 化粧水と、乳液をしっかりつけて保湿を保つ事がこの老け込んだお肌には大切なのだそうだ。

 簡易ベッドの上で目を閉じると、もうそこは波の音が聞こえ、小鳥のさえずりが心地よい海岸通りの別荘というイメージになる。私の分厚い肌は、熱い蒸しタオルで温められ、冷たいローションで刺激を受けて、緩やかなリズムで顔中のマッサージが始まる。指の体温がクリームを溶かして毛穴がゆっくり広がる。もうこの辺から眠りに入り外の喧騒はまるで聞こえない。

 1年以上も月1で、別に綺麗になるわけでもないのに飽きずに通っているのは、心のリハビリだと思っているからで、約2時間近くを2500円で楽しめるなんて贅沢だけど安いもんでしょう?。

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動物の癒し効果

  昨日の五月晴れに絵画教室の「写生会」で、県内の○○牧場に出かけた。

 るんるん遠足気分で早起きし、仲間全員分(6人)のお弁当を作った。シメジとじゃこの醤油炊き込みごはんのおにぎりと、ゆで卵の青唐辛子しょうゆ漬けと、きゅうりの三五八漬けの丸かじりと私のお弁当定番である。下手なくせに作り好きで、自分から買って出た。

 70分ほどで行けるこの牧場は、牛、馬、羊、ヤギ、うさぎなど身近な動物たちと触れ合う事ができるので、小学校や幼稚園の子供達で何時も賑っている。以前の職場で何度も遠足で園児を連れて出かけた気軽さがあって、動物を描こうというテーマにここを選んだ。

 数十頭のホルスタインの大型牛が、草を食みのんびりと広がる雰囲気が気持ちいい。人間達の自分を見る視線を感じ牛達が「何かご用?」と寄ってくる。目がまっすぐで言おうとしている事が判るような不思議な感じだ。

 次に馬小屋へ行ってみた。乗馬客を待つ2頭の若い馬がじっと佇んでいる。その立ち姿の美しさ、眼差しの涼しさにすっかり魅了されて、急いで描き始めた。牛と同様私の視線を感じた馬は性格がおとなしいのか、恥ずかしそうに目を反らし、憂いのある横顔になった。馬ってなんて美しくて可愛いい動物なのだろう。モノを云わない動物たちの愛しさがわかったような気がした。

 木陰の芝生で、青い空を仰ぎながら仲間とおしゃべりをしながらのお弁当をみんなに喜んでもらった。身も心もリラックスし、この伸びやかさは動物たちとの触れ合い癒しなのだろうか。

 写生はそっちのけになったが、この日の体験は新鮮だった。

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洗髪の思い出

  毎日の洗髪は今は常識となっている。

 中高年の中には、毎日洗うと脂肪分がなくなり毛根に悪いからという、特に男性が多く、もれなくうちの夫も同様で2、3日に1度洗う習慣を頑固として譲らない。だから、加齢臭の大元を作ってしまうのだろう。

 今は昔と違って良質のシャンプーが各化粧品会社から数十種の商品を販売している。その上髪を労わる為のリンスやコンディショナー類も豊富に作られ氾濫している。しかし髪には良いのかもしれないが外気の誇りが髪に吸い付きべたつくので、毎日洗わないと気持ちが悪い。この洗髪習慣は何時頃から変わったのだろう。戦後60年の間の生活の変化には驚くばかりである。

 戦前の記憶はないのだが、終戦後の物のない時代は石鹸は洗濯石鹸のみで、身体や髪も洗えば洗濯物も洗う、配給制だから大事に大事に使う。今の状況との差が考えられないがそんな時代であった。

 ちょっと笑えない話がある。

 終戦後事情があって両親の居ない時期があった。8歳児の長女の私が弟妹の世話をするのだが、どこかで聞き教わった洗髪方法を使って弟妹の髪を洗った。それは、うどんの茹で汁が滑らかさを出すという、今で言うリンスの代わりなのだろう。洗濯石鹸はぎしぎしと汚れの落ちない状態なので、茹で汁ですすぐとぬるぬる滑らかになっていい状態なのだ。そこまではいいのだが、お湯ですすいではいけないと教えられたのだ、子供なのでそれを真っ直ぐに信じた。

 当然翌朝はぱりぱりの髪をした子供たちの姿にびっくり仰天、8歳の子としては笑う余裕もなく責任感だけを感じた。しっかりすすげばリンスの役目を果たす生活の知恵で、貧しい事が工夫を生み出す力となっていた時代である。

 8歳の私の体験で、騙されたというより情けないという悔しさが残った思い出である。

 
 

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野球観戦

  久しぶりに東京ドームで野球観戦でもしようかな~という気持ちになって、4、5日前にチケットを購入して、生憎の雨の中今日の試合を見てきた。

 今年のGは投打の調子が好調で、連勝を重ねていたのに・・・今日は負け。帰り道、ドッと疲れが出てきた。

 GW直前に取れたチケットなので、もちろん応援席はドームてっぺんのいわゆるアルプススタンドで、選手の頭上から見下ろすので、打球の感覚がつかめず、ホームランで飛んでったと手を叩いて喜んだら、こっちに向かってくるボールだったり、やっぱり一塁側の一階席で観てみたいものね。

 それと、1度は外野応援席で私設応援団と一緒に、選手のユニホームを来て大声で叫びながら、メガホンをばしばし叩いて『よ・し・のぶ!!』っていうのやってみたいな~と思っている。

 でも今日はオレンジタオルを購入して、一点だけ得点した時にタオルぐるぐるをやってきた事だけでもまあ!いいとするか!

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高血圧症

  先日、掛かりつけ医に「やっぱり血圧が高いね~」といわれた。

 家で計ると正常値で安心していた。1週間分の統計を表にして提出したら、「どんな血圧測定器を使ってるの?」聞かれて指で測るフィンガー測定器だというと、「そんなもので計っても正確には測れないよ!」と一括されてしまった。

 数台の測定器を壊しているので、手軽に使えて、旅行にも持ち歩き出来る小型のものにしていたのだ。

 慌てて、高級な上腕血圧測定器を買って計ってみたら、あら~~ほんと今までより10~20は高いよ!これは大変、1日に何回も計ってものすご~く神経質になってしまった。

 43歳の時、水泳で冷たい水に入った事がきっかけで頭痛や吐き気で、遺伝性高血圧と更年期が一緒に始まった。 更年期が最終段階で高血圧症も解消され、その後は安定した血圧だった。

 だから今まで、正常だとすっかり思い込み、症状もなく体調はすこぶる快調だった。だった筈だがその事が判った途端に気持ち的に病人になってしまった。そして降圧剤を飲み始めた。

 若くないという事は無理が利かないということで、当分おとなしく治療に専念しようと思う。
 
 

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ゴールデンウイーク

  今年のGWは中間に登校日があって長期休暇にならず後半4日間は天候が少々心配だが、多くのサラリーマン達は家族と共に行楽地で過ごす計画が出来上がって、子供たちの笑顔のために頑張るのだろうか。

 懐かしい我が家のあの頃のGW思い出は、今は亡き父母の待つ故郷へ家族で帰省するのが慣わしであった。車で2時間半の地にある実家は、渋滞に巻き込まれる事もなく楽々と移動できて快適であった。

 寒い冬を越えて春を向かえ一斉に花が咲いて、その後に控える新緑が目に眩しい5月の空気が気持ちよく、自然に故郷へ向いている。この時期は田植えの真っ盛りで、農家の人々は農繁期の大忙し風情を車の窓から見て同情しきりだった。

 今は毎日がGWのような私達老人は、この時期は若い人たちに道路をゆずり、出来るだけ出かけることは控えたいと思っている。

 これから終盤に向かって、道路も鉄道も空も混雑がピークになるようだ。何事もなく無事に帰途に着いてもらいたいものだ。

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6匹の金魚たちと

  金魚を飼った。

 金魚の中でも人気者の『ランチュウ』にした。 頭にふわふわ粟をくっ付けてお尻を振り振りユーモラスに泳ぎ回っている。その可愛さが決め手で、小さめの(5センチ)幼魚を15センチ~20センチの大きさに育てるのが楽しみである。

 もう一種類「ピンポンなんたら」という金魚で、お腹のなかにピンポン玉が入っている?と思うようなカワユイ金魚も欲しかったが、熱帯魚のように温度調節が必要との事なので諦めた。

 10数年前に家族中で熱帯魚に凝って、大きな水槽に様々な種類を飼っていた。グッピーを始めたら面白いように子供が増えて200匹位の大所帯になった。ある時一泊の旅行から帰って来たら、全グッピーがふやけて浮いていた。温度調節器が故障して高温になりお風呂のような状態になっていたのだ。

 その時のショックが消えないまま今に至っているが、金魚ならあの時の思いはないだろうと踏み切った。

 白い身体に口先に紅をつけた“おかめちゃん”2匹、赤い“エンゼルちゃん”2匹、黒い“カラスくん”2匹、と名前をつけた。カラスくんは水槽の底に黒い玉石を敷き詰めているので何処にいるか目を凝らさないと一見分からない。それもユニークで面白い。

 夫と2人きりの生活に生き物が同居する事で環境変わることはわかっていたので、犬か猫を飼いたいと常々願っていた。金魚ではその代わりには程遠いが、それでも家の中に同じ命を持った生き物と一緒の生活に、心境の変化を感じる。可愛いのでブログに写真を入れたいが写真機能が壊れている。どうしたらいいのだろうか・・・

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優秀なテレビドラマ

  稀に見る優秀なテレビドラマを観て感動した。

 有吉佐和子原作『華岡青洲の妻』再放送で、6回連続の最終回を今日は心して観ていた。

 200年前の日本の医学の幕開けとなった麻酔薬を完成する話で、母や妻、姉妹たち女たちの立場の心模様を丁寧に作り上げている。有吉さんの原作を読んでいないのでなんとも云えないが、脚本、演出の巧妙なバランスが作り上げたドラマだと思う。

 嫁、姑関係は今も昔も変わらぬ問題で、息子を挟んで対抗し合い憎しみあう陰湿な形を、このドラマの後半で妹が血瘤で苦しみながらじっと見てきた女2人の醜い生き様を嘆きながら、『私は嫁にも行かず姑にもならず幸せだった』と死んでいく場面の言葉が印象深い。

 舞台となった紀州の田舎風景の民家や家具その他一つひとつが時代考証の元でしっかりと使われていて、その上衣裳の絣の着物、帯、半襟との色彩調和、髪型も全かつらを使わずに自髪を自然の日本髪に結っている形の良さなど、隅々までこんなに行き届いた時代物を見たことがなかった。

 一番の盛り上げ役はナレーターと音楽で、ゆったりと時の流れを見るような心地よい音楽があの時代を象徴していて素晴らしかった。役者の皆さんの演技は流石と思うがその中でも、妹役の小田茜さんの演技に目を見張る力を感じた。

 私の中での名作として、心に残る作品である。

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最近の映画から

  最近見た映画のなかで私にとって優れた作品は、1番にディジャブ、2にブラント・ダイヤモンド、3は東京タワーとなるだろうか。

 心を揺さぶる映画は監督、脚本、音楽、役者たちの演技、技術の巧さだとつくづく思う。

 期待してみたバベルは、独特な3カ国の国内状況を風刺した中で起きる不幸な出来事を、ドラマチックに仕立てていて面白く見れたが、話題の助演賞ノミネート女優の体当たり演技はどきりとさせるものがあって役をしっかりつかんで演じていたと思うのだが・・・・・のだが、見終わった後に何か暗く重い気分の悪さが残った。

 今問題となっている、高校生たちがクラブで踊る場面で気分が悪くなったというニュースがあったが、私はあの場面の音楽の音があまりにも強く刃物のように心臓に刺さったようで苦しくなった、心臓疾患のある人は発作を起こすのではないかと思われるほどで怖かった。

 次回の海外旅行はモロッコにしようと思っているのだが、映画の舞台となったモロッコ未開地の状況を見て、観光客を受け入れる体制が出来ていないとはいえ、違う意味で考えさせられる映画となった。

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