テレビの討論番組で世界各国の若者が日本の国について語っていた。
海外からの留学生が1年間住んで見た日本の国の印象は、ゴミ箱があまりないのに非常に清潔で街角の清掃が行き届き、美しい国“日本”として写っているらしい。
私の先入観でドイツ人は清潔好きで国全体が綺麗だと聞いていたのだが、“ドイツの繁華街はごみだらけでゴミ箱があるのに各自がごみをやたらと捨てるし、犬の糞や尿でとても汚い” とドイツ学生が話していた事に、観光案内では良い所だけを紹介するので、内部事情を聞いてみないと判らないものだと思った。
しかし、日本人のマナーは異質なもので首を傾げてしまうということも話していた。
電車を待つ人々は整然と列を作り礼儀正しいのに、乗る時降りる時に無言で押し合う無礼さが考えられないという。ひと言の“失礼”が云えない国民性が、無表情で冷たい感じを与えているのかもしれない。また、ラッシュでも堂々と新聞を広げる男性のマナーの悪さや、人前で“化粧”を繰り広げる若い女性にもマナーの悪さに驚いたと。恥ずかしいことだが仰るとおりで何とかできない事かと常々思う。
咳をしたり居眠りをするのもマナー違反なのだとか、国が変わると様々な違いが見えてくるものだ。
アメリカには手や汗を拭くハンカチを持ち歩く習慣がなく、持っているとすれば鼻をかむ為だという。ハンカチは湿気の多い日本ならではの習慣なのだろうか。とても良い習慣なのでハンカチを持つようになったと一様に学生達は話した。
ハンカチ所持の習慣は幼児期に身に付くので、母親はこの躾を怠りないよう特に男の子には。ハンカチ王子のお母さんは厳しく優しく躾けられたのであろう。
外国へ行くと日本の国の素晴らしさがよく見えて、改めて祖国の良さを知るのだが、外見だけの美しさではなく、そこに住む人々の心の豊かさを持ち合わせた国、日本にしていきたいものである。